Last updated on 2020年6月24日
かつて米国では巨大な軍艦を敵の目から隠す、透明化実験が行われていました。
ところが、実験は軍艦が透明になるどころか、完全に姿を消し瞬間移動を起こしていたのです。
しかもこの実験にはあの有名な天才学者も参加していたのです。
あの天才学者も参加していたフィラデルフィア計画
1943年10月28日にアメリカペンシルベニア州フィラデルフィア沖合で米国の海軍が行ったとされる実験です。
1930年代にアメリカ海軍は軍艦の周りに強力な磁気を発生させ、レーダーでも肉眼でも確認できないようにする作戦…。
つまり軍艦を透明化させる実験を計画していました。
この実験にはなんとあの有名な「二コラ・テスラ」も参加し、ニコラ・テスラを中心に、コンピューター基礎を作り上げたノイマン、さらにはアインシュタインもこの実験に参加していたそうです。
1836年、テスラは、高周波・高電圧を発生させる変圧器「テスラ・コイル」を使い、無人の船で実験を行ったところ、部分的に船を透明にすることに成功しました。
さらに実験を重ね、有人実験を計画しました。
1942年有人の軍艦で実験することが計画されたが、「強力な磁場発生装置を人間に使うのは危険だ」と二コラ・テスラは実験に反対しました。
しかし、第二次世界大戦が激しさを増す中、海軍は実験を急ぎ軍艦を完成させる必要があったため、ニコラ・テスラを計画から追放し、事件に参加していたノイマンに引き継がせたのでした。
ついに開始された実験
1943年10月28日、巨大軍艦エルドリッジ号に乗員を乗せ、ついに実験が行われることになったのです。
エルドリッジ号には磁場発生装置を積み込み、そこから発生する強力な磁場を利用し軍艦を透明化するというものでした。
そして、ペンシルベニア州フィラデルフィアにある軍の兵器工場で秘密裏に実験が開始されたのでした。
実験開始後、強力な磁場が発生し始めると、エルドリッジ号は青緑色の霧のようなものに包まれたのです。
その霧に船全体が覆われ、その姿を見守る人々の目から見事に消えたのでした。
実験は成功と思われましたが・・・
予想外の緊急事態発生
エルドリッジ号が姿を消し、実験は成功かと思われたが衝撃的なことが起きたのです。
透明化されたエルドリッジ号はフィラデルフィア沖から直線距離で470キロ離れているバージニア州ノーフォーク軍港に突如現れたのです。
当時軍港に停泊していた輸送船と貨物船の乗員によって目撃されていたのです。
それからエルドリッジ号は再びフィラデルフィア沖に舞い戻ってきたのでした。
透明化させることが実験の目的だったはずか、何故か瞬間移動するという謎の現象を引き起こしてしまったのでした。
しかし、事態はそれだけでは済まなかったのでした。
エルドリッジ号の乗員は常識では考えられない状態で発見されたのです。
・炎に身体が包まれている状態
・消えたり現れたりを繰り返す者
・壁に吸い込まれている者
さらに、乗員の半数は精神に異常をきたしていたのでした。
フィラデルフィア計画」まとめ
いかがだったでしょうか?
そもそもなぜこの実験は秘密裏に行われていたにもかかわらず、公に出たのか気になりますよね。
これは、天文学の博士号を持つモーリス・ケッチャム・ジェサップという人物のもとに、カルロス・マイケル・アレンデという人物から届いた手紙が始まりでした。
その手紙には実験の内容が克明に綴られていたそうです。
しかし、この手紙を受け取ったモーリス・ケッチャム・ジェサップは3年後の1959年に排気ガスをホースで社内に引き込み、一酸化炭素中毒で死亡という謎の自殺を遂げたのでした。
手紙を出したアレンデという男を捜索するが見つからなかったそうです。
すべては闇に葬られたとてもいうのでしょうか・・・。
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