Skip to content

進化論の落とし穴と起源のミッシングリンク「連載:アヌンナキとミッシングリンク第3話」

Last updated on 2020年6月24日

一度人類の誕生から進化についてのお話に戻ります。

一般的に議論されている人間の進化過程は、もともとは猿であったとされるところから少しずつ進化を繰り返してきた結果、現在の人類に辿り着いたというものです。しかし、現代に猿がそのまま残っているように進化おける遺伝子の研究には、まだまだ未知の領域が沢山あります。

例えば…

遺伝子研究における有名な説では「チンパンジーと人間のDNAが99%一致している」というものです。

しかし、現代の研究結果には大きな欠点と疑問が存在します。

チンパンジーと人間のDNAがほぼ同じは真っ赤なウソ!?

「人間とチンパンジーのDNAの違いはわずか1%である」

遺伝子研究が進んできたころ、このような研究結果が発表がされたことがありました。しかし実際のところは少し違っています。もともとチンパンジーから取り出されたDNAと人間から採取したDNAの情報は大きく違っているのです。

人間の染色体の数は23対であり、チンパンジーの染色体の数は24対です。

この染色体に変化が現れた頃を元々は1つの種であった存在が、人間とチンパンジーという2つの種に分かれ、それぞれが独自の進化を遂げたというのが一般的な考えです。

人間とチンパンジーが分かれた時期は約800万年前~600万年前と推定されています。

一応、まだ地球にアヌンナキは降りてきていないですね。

さて、問題はここからですが、それから時は流れて現代。

チンパンジーと人間のDNAが1%しか違わないと聞いてみると「やはり猿は人間の進化の祖先だったんだ」と思い込むでしょうが、少し待って下さい。DNA情報には塩基配列と呼ばれる情報がズラーッと並んでいます。いわば、細胞を構成しているプログラムのようなものです。

チンパンジーと人間との塩基配列の違いを研究者はどうしたでしょう?

驚くなかれ「大きく違う部分については切り捨てる」という選択をしたのです。

そして、残った部分のDNAだけを比べて一致率が99%であるという結果を出したんです。これを数値化すると、人間に関しては25%、チンパンジーに関しては約18%の遺伝子情報部分は無視して比較したと言われています。

ちなみに、人間と犬のDNAも80%は一致します。でも生物的には全く異なりますよね?

加えて言うならば、DNA情報の近さだけで「生物的に近い」という証明はされません。親子ほど近い関係であれば現在はDNA鑑定によって判断されますが、数百万年という時間が枝を作ってきた進化という軌跡においては必ずしもDNAによって判断は出来ないのです。

つまり、同じ猿同士でもチンパンジーやオランウータンでは違うDNAを持っていますし、犬であれば柴犬とチワワなども同じ犬ですが全く違う姿をしています。

根源となる基礎遺伝子情報が近いことは間違いないのですが、厳密に言えば全く違う生き物です。

ミッシングリンクによる進化論の穴

現代のチンパンジーと人間は祖先が霊長類であったことは間違いないでしょう。

しかし現在のように進化していった過程には大きな疑問が残されています。

それは、類人猿が人間になったキッカケです。

類人猿から人間へ。いわゆる直立二足歩行をする人へと進化の方向が舵を切った時期は約500万年から600万年前の事だと言われていますが、ダーウィンの進化論の時代には、まだ遺伝子研究が進んでいなかった為、この進化の過程は解明されていませんでした。そして進化論の中でも跳躍的な進化はないと断言しています。

そもそもダーウィン自身は地質学者であり、存命中も自身を「地質学者」であると名乗っていたと伝わっています。ダーウィンの唱えた進化論の全てが間違いではありませんが、今現在での研究においてもその過程で修正されている事実も多いのです。

ダーウィン自身はこの進化論を唱えた後に、「将来、猿と人の進化を証明するミッシングリンクを埋める化石が発見されるだろう」と語っていたといいます。

そして事実、北京原人やジャワ原人といった化石人類は発見されてきました。しかしながら、直立二足歩行に至った経緯や環境に適応した理由については今もなお、諸説あり議論に答えが出ていません。

さらに、化石人類と現生人類もまた別の生物なのです。

化石人類と人は別の生物である

猿から化石人類への進化のミッシングリンクは埋まったのかもしれませんが、それはあくまでも猿と化石人類を繋いだ”かもしれない”化石であり、前述したように直立二足歩行のキッカケも含めて解明されていない問題は多く残されています。

そして、現生人類はアフリカ大陸の化石人類アウストラロピテクスから分かれたホモ・サピエンスと呼ばれるヒトになっていったことが現在の研究では現生人類の起源として考えられています。

そしてこのホモ・サピエンス=現生人類が誕生したのは約40万年前~25万年前だと言われています。

お気付きでしょうか?

そう。あの古代メソポタミア文明のシュメール人が残した楔形文字による「アヌンナキが人類を創った」と言われている時代とピッタリ重なるのです。

シュメール人の残したといわれるアヌンナキの人類創造時期は約30万年前であり、最初に地球へ降りたとされるのは約44万年前です。

ホモ・サピエンスが生まれたとされるのは約40万年~25万年前ですから、現代の研究結果とシュメール人の言い伝えにおいてはヒトが誕生したとされる時期はほぼ同じです。

問題はこれが進化論による進化の結果なのか?それとも宇宙人アヌンナキが化石人類であるアウストラロピテクスの遺伝子操作をして人類を誕生させたのか?

繰り返しになりますが、ダーウィンの進化論では跳躍的な進化は否定しています。

現生人類への進化にはアヌンナキが関与している?

化石人類であったアウストラロピテクスからヒトへと進化した過程に関しては、科学的な論説は今も続いています。

一応補足にはなりますが、ここで述べているのはアウストラロピテクスから直接ホモ・サピエンスという進化説ではありません。20世紀初頭にはこの説が有力でしたが、今現在では遺伝子研究の発展によってほぼ完全に否定されています。

アウストラロピテクスからホモ・サピエンスへ至るまでには約150万年ほどの時間があり、その間にも進化の見られる化石の発見などがあったことから、学名としては様々な人類の名前がありますが、ホモ・サピエンスの手前の人類の姿とされているのが、教科書でもおなじみの「ネアンデルタール人」です。

しかし、1997年のペンシルベニア大学の研究によればミトコンドリアDNAを鑑定した結果、ネアンデルタール人は現在人類の祖先ではないという論説が生まれました。

さらに2010年には、現生人類とネアンデルタール人の混血が確認されたという研究も発表されています。

つまり、現生人類とネアンデルタール人などのいわばヒトになる直前の存在は同時期に生きていたということになります。

では、この両者を決定的に分けたものは何でしょうか?

それは遺伝子配列であり、生物としての能力の差です。

進化という現象はゆっくりと環境に適応してきた遺伝子の積み重なりの結果である。

という進化論に当てはめると、共存という事実には矛盾が生じます。

同時期に生きていたのであれば大きな差は生まれることはないんです。進化は跳躍しないのですから。

種族としての特徴は違っていても、ここまで大きな能力差は進化論では説明出来ないところまで来ていると言っても過言ではありません。だからこそ様々な学説が今現在でも提唱、研究されている訳ですから。

つまり、アヌンナキが人類創造に介入して遺伝子を優秀にした結果、現生人類だけが生き残ったということも絶対にないとは言い切れないのです。

一説によると、ネアンデルタール人達は3万年前ほどまでは生きていたそうです。しかし生存競争や環境の変化には適応出来ず絶滅し、結果的に現生人類だけが今も地球を闊歩しているのです。

この事実を現生人類であるあなたはどう捉えるでしょうか??

Be First to Comment

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。