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ブラックホールで異次元へ?CERNの真の目的とは

Last updated on 2020年7月2日

欧州原子核研究機構、CERN(セルン)。

2012年7月には神の粒子、“ヒッグス粒子”の発見などの成果を上げた世界最大の研究機構。

「物質の謎」を解明するための実験をしていると表向きにはされる。

しかし何かと怪しいウワサも多いCERN。

ブラックホールを作っているのでは?高次元や異次元へ繋がろうとしているのでは?と、「CERNには本当の目的が他にあるのではないか?」と考える人も多いのだ。

今回はそんなCERN(セルン)の真の目的について、考えていきたい。

公開日:2019年10月28日 更新日:2020年2月27日

 CERN(セルン)とブラックホール

まず、CERNの実験内容とブラックホールの関係について知っておきたい。

CERNが運用している大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は、地下175mにつくられた全周27㎞の円形の筒状のもの。

その中に電磁場を作り、粒子を光の速さの99.7%にまで加速する。

ほぼ光速になった粒子同士を正面衝突させて、壊し、その様子を観測する、というのがCERNの主な実験内容。

ヒッグス粒子もこの実験で発見されたのだそうだ。

そしてその実験こそがブラックホールを作ってしまうのではないか、と科学者により指摘されているのだ。

 ブラックホールは危険?

ではCERNの実験でブラックホールを作ると何がいけないのか?という点については現在、様々な説がある。

小さいブラックホールはすぐに消えてしまうから問題ない」という説、「地球外の隕石を引き寄せてしまう」説、「地球を吸い込み圧縮してしまう」説、など実に多種多様だ。

CERNは公式にブラックホールについて「理論上できない」とし、「できたとしてもすぐに消えてしまう」と回答しているものの、果たして誰も作ったことがないブラックホールのその先を予想することができるのだろうか?

宇宙空間にあるブラックホールは簡単に言えば重力がとてつもなく重く、内側に潰れてしまった天体であるが、それをいわば“テーブルの上”で作ってしまう可能性となると、CERNの実験では粒子に想像を絶する強大な力がかかっているのはお分かり頂けるだろう。

事実、物理学者のスティーブンホーキング博士は「ヒッグス粒子の研究が進むと時空の崩壊というシナリオの引き金になる」と警告している。

画像引用元:スティーブン・ホーキング

ブラックホールの特異点

ブラックホールの中心は“特異点”と呼ばれ、時間も光でさえも脱出することができない、理解の及ばない空間だ。我々の知る常識、通常のルールは一切通用しない。

あのアインシュタインの相対性理論さえ適応されないのだ。

ブラックホールの特異点について、当然だが誰も足を運んで確認した者はいない。時間も空間も捻じ曲げてしまうのだから何があってもおかしくない、というのが通説である。

ブラックホールこそ、異次元へ繋がるワームホールになるのでは?と考える科学者がいることをご存知だろうか。

ブラックホールが他の星を飲み込む様子が観測されたと先日発表があった通り、ブラックホールは全てのものを引き寄せる性質をもつ。

その中心である特異点こそ、ワームホールだというのだ。

この特異点のワームホールこそ“異次元への道”タイムトラベルへの道”だと言う科学者もいるほど。

一瞬ぎょっとする説ではあるものの、多次元宇宙論などと組み合わせると何も変な説ではない。

そこで再度注目したいCERNの実験。CERNが「ブラックホールを作って地球を破滅へと導いてしまうのでは?」という科学者の警告を無視し、危険性を当然理解していながらも粒子同士の衝突実験を行う理由、それこそがブラックホールを作ることなのではないだろうか?

実験中の上空に開いた異次元への扉?

実際に実験中にCERNの上空に不可解な現象が起こったこともある。

2016年7月、大型ハドロン衝突型加速器の稼働中、CERNの上空では空が紫色になり、暗雲がたちこめ不気味な雷が現れたという。

ほかにもCERNの上空で雲が渦を巻いている動画などを市民が撮影し、動画が拡散したこともあった。

これらが「異次元への出入り口では?」と話題を呼んだのだ。たしかに中心に渦を巻いている姿はそうも見える。

この実験中の不可解な現象について、CERNは公式に「微粒子を集める実験中のことだ」と認めていながらも「問題はない」としているが……。

 旅客機のタイムワープ

他にも実はCERNの実験が関係しているのでは?と言われる事件に旅客機タイムワープ説がある。

2009年11月1日、スペインの航空会社の旅客機A7-301便が本来着陸する予定だった空港から約9000キロも離れた別の空港に着陸した。

なんと機体が着陸態勢に入ったときには本来着陸予定だった空港だったが、着陸してみると別の空港だった、というのだから驚きだ。

つまり、着陸態勢に入りそのまま空港に着陸するその間に約9000キロも移動したというわけだ。

普通に考えて飛行機はそのような動きはできないし、前例にもない。では一体なぜこういうことが起きてしまったのか?

実はその際にCERNは非公開の大実験を行っていた。

それまでの実験とはくらべものにならないほど、粒子を加速させていたというのだ。

この実験により磁場が乱れ、タイムワープの道を作ってしまったのではないか?という疑惑がある。

事実、この実験の翌日にCERNは大型ハドロン衝突型加速器を停止、「鳥がパンを電気系統システムに落とし、漏電した」として点検が行われたという。

この実験そのものは公式再稼働の前であるし、詳しく状況を説明しなくても良いのだが……。

逆にあやしさを増してしまっている。

おわりに

こういった事実を考えるとすでにCERNはブラックホールの特異点を利用した、なんらかのワープ実験をすでに成功させているのではないか?と考えるのが妥当だ。

今後CERN(セルン)はさらなる実験のため、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のさらなるアップデート、さらに上位互換であるもっと大きな加速器を作る計画があるという。すでに世界の科学者が警鐘を鳴らしているCERNの実験は今後どこまで進んでしまうのか?

何を露わにしてしまうというのか?

▼CERN陰謀論をオマージュした名作▼

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